🌟2018年12月の星空を紹介します。
天体現象を参考に観察してみてください。
ウィルタネン彗星
🌟11月から微かに見え出した「ウィルタネン彗星」は12月に入って、その光度
を上げて、いよいよ最接近へと近づいてきました。
12月16日の最接近では、おうし座のプレアデス星団のあたりで見られるので、
その競演も楽しみたいところです。
ウィルタネン彗星は1948年に米国の天文学者カール・ウィルタネンが発見しま
した。周期は5.4年です、今回特に注目されるのは、通過地点と最接近の場所が
ほぼ衝になることから、観測者からはもってこいの条件となります。
最接近の少し前の12月9日頃には、3等星台の明るさになる事が、予測されて
います。この明るさはおよそ2週間は続くとされているので、月明かりのない時に
肉眼で見えるか確認してみてください。
🌟11月にはエリダヌス座にいた彗星は12月におうし座、ぎょしゃ座へと
やってきて、12月23日にはぎょしゃ座のカペラとの接近が見られます。
冬の空気の澄んだ中での観測は星を見るには好機ですね。
🌟12月16日が最接近でしたが、あいにくの天気で肉眼チャレンジ失敗続きです。
なんとか3等台のうちに見つけて見たいのですが、薄曇りが邪魔ですね。。。
いっかくじゅう座の4等星が見える時でも、見えにくですね。。。
あと少し肉眼チャレンジ頑張ります。
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火星と海王星が接近
🌟12月7日の日没後の南西の空で、火星と海王星の接近が見られます。といっても
火星はともかく、海王星は肉眼で見るには7~8等星ほどの明るさです。
双眼鏡などで確認してみましょう。
みずがめ座の小さな三ツ矢から東へ平行移動したあたりに火星があるので、
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はくちょう座x星
🌟12月10日の日没後の西の空で「はくちょう座」を見つけましょう。
その「はくちょう座」の首に当たるχ星は変光星で明るさの変動に注目して
みましょう。
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月と金星の接近
🌟12月4日の夜明け前の東の空では月と金星の接近が見られます。
「おとめ座」のスピカも近くにあるので、その美しい競演を観測してください。
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(C)国立天文台
月と土星の接近
🌟12月9日の日没後の南西の空では、細い月と土星が接近します。
この接近は低い位置で起こるので、開けた場所で観測することをお勧めします。
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ミラが極大
🌟12月12日の日没後、南東の空では「くじら座」のミラが極大を迎えます。
およそ322日周期で2〜10等まで明るさを変える変光星です。と、言っても、
明るさは不安定で、バラツキがあります。前後1ヶ月間で見える度合いを観測する
のも面白いかと思います。
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ふたご座流星群
🌟12月14日に極大を迎える「ふたご座流星群」がやってきます。
今回は月が22時ごろに沈んでゆくので、月明かりの影響を受けずに好条件で
観測ができます。
12月13日は曇りがちでしたが、雲の切間に10分ほど見てましたが2つ流れました。
その後少しして、5分ほどで、2つ流れました。夜半過ぎの時間です。
14日の方が天気が良さそうなので、もう少し早い時間に挑戦してみます。
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(C)国立天文台
水星の西方最大離角
🌟12月15日の夜明け前の南東の空で、水星の最大離角を迎えます。
この時には水星のさらに低い位置には木星が、水星よりも高い位置には金星が
それぞれの存在感を出しています。
惑星の並ぶ美しい姿を、朝の凜とした空気の中で、鑑賞してはいかがでしょうか?
(C)国立天文台
水星と木星の接近
🌟12月22日のこちらも、夜明け前の南東の空で、最大離角からだんだんと、
下がってきた水星と、少しづつ高度を上げてきた木星との接近が見られます。
15日の二つの惑星の位置関係を、見ていた方には、より感動が味わえるのでは、
無いでしょうか。
2019年1月の星空
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2019年度版星空年間(2018/11/30発売)
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まとめ
🌟2018年12月の星空の代表的な天体現象を紹介しました。
今年、注目のウィルタネン彗星が3等星台となったり、ふたご座流星群が一年の
締めくくりのように極大します。
機会が許す限り観察してみて下さい。
良い観望でありますように。。。
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